◆ - 防災保育のしおり(1)~(5)
ひいふうみ - お預かりからお引き渡しまで


防災保育のしおり

取り組み(1)
事前対策:建物に被害を出さないこと
  
 
 家庭保育室ひいふうみは
  平成20年5月完成の新築防災住宅です。
  
【全てにおいて防災に配慮された住宅】をコンセプトに建築されました。
建物自体の耐震性はもちろんですが、
  内部の間取りや設備も地震に備えて造られており
  保育室のある1階においては、倒れてくる家具も落ちて来る家電も無く
また、避難経路を複数確保できるよう配慮されております。
          
  ガラスの防犯&飛散防止フィルムは、建物全ての窓ガラス全面、
ペアガラスの内側と外側の両面に施工済みです。

はめ込み窓やトイレの小窓まで、全てのガラスの全面・両面ですので
万が一割れても、ガラスが落ちてきて怪我をするというリスクは
最小限に抑えられます。
               
  保育中の大きな地震の際にも直ちに建物が全壊、あるいは
  保育が継続できない程の建物被害を受けるという可能性を出来る限り排除し
出来うる限りの耐震対策をした上で保育室を開設いたしました。

  
  今後も、危険を把握し建物のメンテナンスや防災・防犯上の配慮を欠かさず
安心してお子様を託していただけるよう努力いたします。  

超飛散防止フィルム:メーカー管理CPマーク番号取得
製造販売元:住友スリーエム株式会社
施工業者:
サンホームセキュリティー



取り組み(2)
揺れの瞬間保護者・保育者が怪我をしないこと

お子様の安全はもちろんですが、まずは保護者が助からなければ
お子様をお迎えには来られません。
同様に、保育者が深刻な事態に陥ると、
お子様をお引渡しまで守りぬくことは出来ません。

大災害時には、まず第一にご自身の安全を最優先してください。
危険を冒して一人でお迎えに向かうよりも、
その場に留まり職場を守り、周りの人と助け合って身の安全を確保し
通信手段を確保してお互いに安否確認することが先決です。
お迎えに向かうかどうかは、その後の判断です。

同様に、保育者も突然の大きな揺れには【何も出来ない】のが現実で
この時、迷わず自分の身の安全を守れるかどうかが、
お子様のその後の安全を左右すると考えます。
 
〔その瞬間は何も出来ない〕事を自覚した上で事前の防災対策を施し、
且つ、お子様のお引渡しまでに通常より時間がかかることを想定して
災害後の保育継続の準備を考えております。

なかなか現実として受け入れにくいお話かもしれませんが
今後お子様が成長される過程で、関東地域の大地震は必ず
体験すると言っても過言ではない発生確率となっています。

この機会に、職場の安全も含め、意味のある対策と備えが出来るよう
以下からの具体的な対策へのご理解・ご協力をお願いいたします。


 取り組み(3)
揺れの直後連絡手段を確保すること

 【災害時の安否確認について】
保育中は、室内外に関わらず携帯電話は身につけた状態に
しております。通信手段の確保を常に意識しております。
大きなゆれでは携帯を紛失する可能性もあります。保護者の方
も携帯は【身に着ける】習慣にし、充電器を用意しましょう。

 災害時の通信で、電話・メールが全く繋がらない場合は
NTT【災害用伝言ダイヤル171】を利用いたします。

171が運用された場合は、必ずメッセージを残しますので、
お迎えの判断、安否確認の手がかりにして頂きたいと思います。
 契約後にお渡しする【171クイックマニュアル】を活用の上
まずは、お互いに連絡を取り合いましょう。
 停電に備えて、充電器のご用意や、公衆電話(停電でも10円玉で使用可能)の場所を確認するなど連絡手段の確保への意識を高めてまいりましょう。
 

 【毎月171の練習をしています】
毎月1日、及び防災週間等に171体験利用が出来ます。
保育の防災訓練の一環として、
保育室から安否確認の録音練習を毎月実施いたしております。
その時のお子様の様子をそのままお伝えしておりますので、
お時間が空いた時に安否確認の再生練習のつもりでお聞き下さい。
 体験利用は0時から24時まで。録音件数10件。
録音は古いものから消去されます。



::::::::::::::::
大地震発生後
安否確認方法:本番
::::::::::::::::


【171利用】
・まずは再生[171→2]  お子様の安否を聞いてください
 指定する電話番号(被災地の電話番号・市外局番から
 (手入力)は、近藤の自宅042-***-****といたします
保育ご契約の方には番号をお知らせいたします。
ネット上では自宅番号は伏せています。

(保育室専用電話:050の番号はIP電話の為171では使えません)
 
 録音件数の制限があり、都市災害では数件しか録音できない場合もあり得ます。
録音件数が一杯になると48時間後に自動消去されるまで新たな録音が出来ず、
 こちらからの情報をお伝えする手段が無くなります。
 こちらの番号は再生専用で、録音は入れないようにご注意ください。
 
・次に録音[171→1] ご自身の無事を知らせてください。
 その際は、お子様の自宅の電話番号を利用してください。
 近藤宛にご自身の安否、居場所、伝言を聞いたかどうか、
 お迎えの判断を、お子様のご自宅番号で録音願います。
 
  
【一斉メール】
 あらかじめ作られたフォーマットに従い、地震直後の第一メール、
詳しい状況を知らせる第2メールを保護者の携帯に一斉メール送信いたします。
保育契約時にメールの内容をご案内しますのでご確認ください。

 【ツイッター】 @zarukaburiwanko
 
 災害時安否確認用のツイッターを開設しています。
 災害時、通信が可能であればツイッターも利用いたします。
 訓練も兼ねて日常的につぶやいていますので平時にご確認ください。
 アカウントをお持ちの方は相互フォローをお願いします。
 
【★このホームページ★】
トップページにメッセージを残します。

【SMS・LINE・モバイルの災害用サービスなど】
ドコモユーザーの場合は災害用音声お届けサービスも利用します。
メッセージ・ライン等、保護者の方が使いやす方法に合わせて
個々に連絡を取れる手段を用意します。
あらゆる方法で、複数の方法を用意して
とにかくお互いに連絡が取れるようご協力をお願いいたします。

取り組み(4)
家族が再会できるまで、ライフラインが止まった状態でも
保育が継続出来るように防災備蓄をすること


【災害時のお子様のお引渡しについて】
近藤側の状況が許す限り預かりきる体制でおりますが、
ご両親と連絡が付かないまま預かりが長時間にわたる場合は、
ご親戚等へご連絡させていただき、お引渡しを検討させていただきます。
 
また、保育者やご親族以外の第三者に保護される場合を想定し、
契約時にお渡しする【お子様IDカード】を、
お子様のお荷物の中に入れておくことをお願いいたします。
このカードは、保育中の非常事態:近藤に万一の事があった場合に、
お子様に身に付けさせる身元確認カードです。
3.11の地震の際には、揺れが収まった直後にお子様にIDカードを身に着けさせ、
お迎えを待ちました。

 【IDカード記載事項に関して】
(見本:保育契約者に配布します)
・広域的に被害が出るような大地震の場合は、近くのご親戚ではなく、
遠方の(東京都外)ご親族の情報が有効です。
・アレルギー情報・お薬情報の有無が生死を分ける場合も
 ありますので、【あり・なし】を明記しましょう。

【お子様のための防災備蓄を】
大地震が直撃した場合、交通機関は麻痺し街並みが一変します。
車は使えないことを前提に
防災住宅である保育室に必要な物を自宅とは別に分散して備蓄する】
というお気持ちでご用意下さい。
かさばるものであってもお子様に必要な物は保育室で保管いたします。
保育室では子供用防災ずきん(折りたたみ型ヘルメット)を用意しておりますが、
かぶり慣れていないものです。
自転車用のヘルメットをお使いの場合は、荷物と一緒に毎日お預かりいたします。
災害用のヘルメットとは仕様が違いますが
かぶり慣れているものを用意したいと思います。
以上ご理解の上、ご用意をお願いいたします。


 【避難の判断・避難場所について】
〔避難しなくてもいい家〕を目標に、構造計算をした上で耐震住宅を建築しており
火災に対しても安全性の高い 住宅になっております。
 よって、基本的には複数の子どもを連れて公共の避難場所に
 避難・移動することは考えておりません。

 ただし、広域的な火災などが発生・拡大している場合やガス漏れ・爆発の
危険の可能性がある場合、避難勧告の該当地域に指定された場合は、
お子様を連れて避難いたします。

その際は、伝言ダイヤル171やメール・ツイッター・張り紙(*)等の
あらゆる方法で、安否情報や居場所をお伝えする努力をいたします。

 (*)避難した場合、速やかな合流の助けになることを期待して
【いますor移動しました】の張り紙を用意しております。
[見本:契約者配布のバインダー最終頁につけています]

  
国立市で指定されている、この地域の避難先は
 一時集合場所:谷保第1公園(汽車ぽっぽ公園)
避難場所:国立第七小学校  です。

ですが、現実的に一時避難が必要であれば、庭か、向かいの畑で
状況が落ち着くのを待ち、混乱が予想される避難場所(七小)ではなく、
保育室を待機場所とすることになると思われます。

乳幼児を連れての移動は、天候や時間帯(保育補助者の有無)にも
左右されますので、避難せずに保育室にとどまれるよう
 保育業務が継続できる防災環境作りに力を入れて参ります。 


取り組み(5)
放射能対策:無関心ではなく、神経質でもなく


3.11の震災以降、放射能汚染に対する正しい理解と対策が必要とされています。


【外部被ばく対策】        
★放射性物質の[再飛散]が懸念される場合には天候・風の強さに注意し
 汚染が溜まり易い場所を避けて保育を行います。

★外遊びを極端に制限することなく遊べるように、
遊んだ後の着替えや手洗いなどを日々丁寧に行います。

【内部被ばく対策】
★保育室で調理した食事を提供する際の食材は、
各機関の放射能検査結果
 を参考に検出下限値にも注意を払い、
汚染の可能性が少ない物を選び、
不要な被ばくを避ける努力をしています。

★夫婦共に実家が新潟県:佐渡ヶ島の農家です。
主食となるお米は、佐渡産コシヒカリを取り寄せています。

★キッチンには
逆浸透膜浄水器アンダーシンクタイプRUP-50GPDを設置済みです。
放射性物質も除去可能で純水(ピュアウォーター: RO水)が作れます。
お味噌汁、炊飯にはこのピュアウォーターを使用しています。 

  また、水道水の供給が止まった場合の備えとしてペットボトル保存水の備蓄、
ウォーターサーバーを設置し定期的にお水が届き、
常に一定の量の安全なお水が備蓄出来る仕組みにしています。

★野菜は茹でこぼしてから使用するなど、
放射能物質を減らす調理法を勉強し実践しています。


個人でも出来うる対策は可能な限り実践してまいりますが、
放射性物質ゼロを保証することは出来ません。
その点ご理解の上ひいふうみをご利用ください。

なお、放射性物質に関する考え方は千差万別ですので、
決して私の個人的な基準を押し付ける事は致しませんが、
当保育室は防災に関して強い想い入れを持って保育しておりますので、
〔お子様にとって危険かもしれないものは出来るだけ避けていきたい〕
という方針です。

保護者の方の被ばくに関するお考え、価値観や基準を尊重し
保育させていただきます。
なお、特定の地域の食べ物を差別的に避けているわけではありませんので
ご理解頂きたいと思います。

 原発事故以降、
今まで当たり前に安全と信じていたものへの信頼が崩れてしまいました。
誰もが安心して好きな物を食べられ日が来ることを願ってやみません。   



長文にもかかわらず
最後まで目を通していただき
ありがとうございました!